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東京貨物ターミナル駅
東京事業所がある東京貨物ターミナル駅は、東京湾に面する東京駅南方10kmの場所に位置し、敷地面積750,000㎡を誇る国内最大規模の貨物駅です。東京港や羽田空港にも近接し、首都圏物流の中心としての役割を担い、全国を結ぶコンテナ輸送の中継拠点にもなっています。
全長約600mのコンテナ荷役線が10線設置されており、コンテナ取扱量は一日平均4,600個(5トンコンテナ換算)、年間では261万トンもの貨物が発着しています。
東京-大阪間を約6時間で結ぶ特急貨物電車「スーパーレールカーゴ」をはじめ、数多くの貨物列車が絶えず発着し、ターミナルは24時間休むことなく稼働し続けています。
東京貨物ターミナル駅詳細解説
東京貨物ターミナル駅には、長さ約600m、幅約40mのコンテナホームが5面あり、それぞれ両側に線路が敷設され荷役線となっています。このホーム上で、フォークリフトを使用して線路上の貨車からホームに乗り入れたトラックへ、もしくはその逆にコンテナを積みかえます。コンテナによっては列車と列車を乗り継ぐ場合もあり、その場合はいったん駅構内輸送専用のトラックに乗せかえ、別のコンテナホームに運びます。1本の荷役線には、最大26両編成の貨車を入れることができます。
社員の1日
物流ネットワークを支える、誇りと責任あるプロの仕事
貨物駅は24時間休むことなく稼働しているので、私たちもそのスケジュールに沿って交代制で勤務しています。
列車は時間によって正確に運行管理されているので、コンテナの取卸し、積込みも定刻までに完了しなければなりません。
全てのコンテナにはIDタグが取り付けられており、フォークリフトでコンテナを持ち上げるとコンテナのIDタグの情報をフォークリフトが取り込んで、運転席に設置されたモニターに貨物情報が表示されます。
その貨物情報に基づいて迅速に作業を進めます。
また、コンテナのIDタグから取り込んだ貨物情報はフォークリフトの端末を通してJR貨物のIT-FRENS & TRACEシステムに瞬時に送信され、貨物駅構内でのコンテナの動きが正確に管理されています。
このシステムにより、コンテナの内容や行先、GPSによる位置情報までを含めた細かい情報が把握できるようになり、それまでとは画期的なシステムチェンジが図られました。
この位置情報のキーになっているのがフォークリフトに積まれた端末(TRACEシステム)であり、その意味でもフォークリフトによる荷役の役割は大きいと思っています。
また荷役作業では安全に作業を行い、そして不測の事態に対応する上で、なによりチームワークが必要不可欠です。列車ダイヤの乱れがあった際にも、一丸となって協力し合うことで対応しています。職場は、そうした責任感と技術を持ったプロフェッショナルな人たちばかりです。
JR貨物グループの一員としてお客様の信頼に応えられるよう、そして日本の物流ネットワークを支えているという誇りを持って、今日も仕事に励んでいます。